日本植物分類学会第19回大会の講演中止のお知らせ https://www1.gifu-u.ac.jp/~jsps19/ 岐阜大会会長 川窪伸光 日本植物分類学会学会事務局ならびに第19回大会準備委員会での検討の結果, 誠に残念ですが,以下のような判断に至りました。 ---------------------------------------- 岐阜大学会場での 口頭発表講演ならびにポスター発表講演, 公開シンポジウムの講演を中止します。 ---------------------------------------- 先ずは,宿泊予約等のキャンセルのために,いち早く,このお知らせをいたします。 そして,学会事務局では 「日本植物分類学会第19回大会は,講演要旨集の発行をもって成立し,研究発表がなされた」 とする取り扱いを検討中です。 講演要旨集は,予定通り2月29日には発行され,岐阜大会事務局から参加予定者の皆さんに順次送付されます。 大会準備委員会事務局は,2月の下旬の日本においては,新型コロナウイルスの 感染・発病の収束が見られはじめるのではないかと期待しながら,学会大会開催 準備を粛々と進めてきました。しかし残念ながら,ここ数日,日本各地で収束ど ころか日本各地での感染拡大報道が目立つようになりました。また,2月20日に 厚生労働省から,次のようなイベントの開催に関する国民の皆様へのメッセージ が公表・告知されました。「イベント等の主催者においては、感染拡大の防止と いう観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検 討していただくようお願いします。」これを受けて実行委委員会事務局ではあら ためて大会開催についての再検討を行いました。事務局では,学会参加者の安全 を最優先に考えて検討を重ねてきましたが,岐阜大学を会場とした大会参加者の 安全性(感染防止)を,完全には確保できないとの結論に至りました。 まず,大会参加者同士が,高密度な状態で飲食しながら会話する状態となる懇親 会だけを中止するとお知らせしましたが,その後も,なんとか開催にこぎつける 方法を模索してきました。しかし,大会会場全体での安全確保は不可能と考える に至りました。大会会場では,各講演,そして,あらゆる場所での多様な会話こ そが重要な研究活動です。ところが,それらの会話を抑制するこなく,あらゆる 場面で唾液等の飛沫の拡散防止は不可能です。特に,参加者が高密度に会場を歩 き回りながら議論を重ねるポスター発表会場の状態では,どのような感染防止方 法も思いつきません。 誠に残念ですが, 岐阜大学会場での口頭発表ならびにポスター発表の講演は 行わないという結論に至りました。 変更にともなう, 学会運営上の問題,返金,領収書発行等の手続などについては 追って,みなさまにお知らせいたします。 今しばらくの検討と対処策を講じるお時間をください。 先ずは,宿泊予約等のキャンセルのために, いち早く,このお知らせをいたします。 よろしくご理解のほどお願いいたします。