!!!「第4回国際シンポジウム・アジアのランの多様性と保全」のお知らせ Circular for the 4th International Symposium on Diversity and Conservation of Asian Orchids  国立科学博物館筑波実験植物園で開催する「つくば蘭展2008」にあわせ、ことしも国際シンポジウムを開催いたします。今回のテーマは「亜寒帯アジアのランの多様性」、「ラン科多様性保全の統合アプローチ」です。つくばエクスプレス開通で都心からうんと近くなりましたつくばに、ぜひお出かけください。参加ご希望の方は、12月5日までに、植物園庶務係宛に電話かファクシミリで予約をお願いいたします。    会期:12月13-14日  会場:国立科学博物館 筑波実験植物園 研修展示館3階     つくば市天久保4丁目1-1     電話: 029(851)5159     ファクシミリ:029(853)8998     ホームページ:http://www.tbg.kahaku.go.jp/  交通 http://www.kahaku.go.jp/institution/tbg/index.htmlをご覧ください  会費: 入園料(一般300円)のみ  共催:国立科学博物館筑波実験植物園 ラン懇話会  後援:植物園自然保護国際機構 国際自然保護連合ラン専門家グループ日本支部 つくば洋蘭会 プログラム 【 12月13日(土)】 シンポジウム 13:30-16:10 ・挨拶 加藤雅啓(国立科学博物館筑波実験植物園)13:30-13:35 ・「アツモリソウ属とパフィオペディルム属の受粉システム」(ルオ・イーボ    中国科学院北京植物研究所)13:35-14:10 ・「遺伝子が語るランの花形の多様化の仕組み」(ツァイ・ウェンチ 台南国立大学)14:10-14:45 ・「極東ロシアのラン-多様性・分布・生態」(イリナ・タタレンコ モスクワ教育大学)15:00-15:35 ・「温帯地生ランの分布に及ぼす菌根菌の役割」(リチャード・シェファーソン ジョージア大学)15:35-16:10 IUCNラン専門家グループ・ミーティング 16:30-18:30   主にアツモリソウ属の保全についての意見交換を予定しています 歓迎会 19:00から(一般 4000円、学生 2000円の予定)            当日の参加希望は若干名のみ(一般 5000円)受け付けます。 【 12月14日(日)】 シンポジウム 9:30-16:20 ・「統合的手法によるラン保全:中国四川省黄龍国立公園における事例」(ホルガ・ペルナー 黄龍国立公園)9:30-10:40  ・ ポスター発表 10:40-11:20 ・「レブンアツモリソウと共生する保全を目指して」  1:「レブンアツモリソウは絶滅しないのか?生態と遺伝から考える」 (河原孝行 森林総合研究所) 12:50−13:20  2:「レブンアツモリソウの自然史」(高橋英樹 北海道大学)13:20−13:40  3:「レブンアツモリソウの受粉システム:実を結ぶための工夫」(杉浦直人 熊本大学) 13:40−14:00  4:「レブンアツモリソウ自生地復元を目指した共生菌分布調査と、そこから見えてきた共生菌の本性」(幸田泰則 北海道大学)14:00−14:20  5:「レブンアツモリソウの保全に有効な管理枠組みを考える」(庄子康 北海道大学)14:20−14:40  6:「総合討論」(コーディネーター:河原孝行 森林総合研究所)14:40−15:10 ・「礼文島のランと自然」(宮本誠一郎 写真家) 15:20−16:20 懇親会 16:50からシンポジウム会場で催します(一般1000円、学生500円の予定) *ポスター発表、保全に関する活動等の広報など歓迎いたします。お問い合わせは遊川知久(yukawa@kahaku.go.jp)までお願いいたします。 *予告なく、講演の順序や時間等が変更されることもあります。あらかじめご了承ください。 *13日の講演とIUCNラン専門家グループ・ミーティングは、日本語通訳なしでおこないます。ご了承ください。 *忘年会シーズンのため、つくば市内のホテルは混雑が予想されます。お早めの予約をおすすめします。